【1月31日 AFP】米人気歌手アリアナ・グランデ(Ariana Grande)さん(25)が新しく手のひらに入れた漢字のタトゥーについて、ソーシャルメディア上のファンたちから「誤訳だ」などのコメントが相次いでいる。

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 グランデさんは30日、手のひらに新しく彫った「七輪」という漢字のタトゥーの画像を、インスタグラム(Instagram)やツイッター(Twitter)の公式アカウントに投稿した。ヒットシングルのタイトル「セブン・リングス(7 Rings)」を漢字に置き換えたものだった。

 しかし、「七輪」といえば日本語で、魚を焼くときなどに用いられるこんろのこと。投稿されたタトゥー画像を見たファンたちからは、「『七輪』ではなく『七環』では?」といったコメントが寄せられ、ビーガン(完全菜食主義者)のグランデさんは画像を削除した。

 グランデさんはファンたちに、正しい漢字を思い出せなかったと応答。さらに、手のひらは、体の他の場所よりも皮膚の再生が早いため、このタトゥーは長持ちしないだろうとコメント。「もしこのタトゥーが消えてしまったら、もう1回、痛い思いをして入れ直す」、「私と七輪をそっとしておいてくれるとありがたいです」と投稿した。

 このように本人はあまり気にしていない様子だが、ツイッター上ではこのタトゥーを冷やかすコメントやジョーク、皮肉っぽく同情する声などが止まらない。一方で「アジア人の知り合いに確認したけれど、アリアナ・グランデのタトゥーはいいという結論に達した」と投稿するツイッターユーザーもいた。

 セクシーな映像でスターの権力や物質主義を感傷的に風刺した「セブン・リングス」のミュージックビデオは、ユーチューブ(YouTube)でこれまでに1億回以上再生され、米ヒット曲ランキング「ビルボード・ホット100(Billboard Hot 100)」ではトップに躍り出た。

 グランデさんの最新アルバム「サンキュー、ネクスト(Thank U, Next)」は、バレンタインデーの時期にタイミングを合わせた2月8日にリリースされる予定。同アルバムからはすでに破局をテーマとしたタイトル曲「サンキュー、ネクスト」が、同じくヒットチャート1位を獲得している。(c)AFP