【2月4日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)は3日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)が第8シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)に7-6(7-2)、6-4で勝利し、優勝(通算8勝目)を果たした。

 ベルテンスは第1セットで二つのサービスゲームを落としたところから立て直し、試合時間1時間43分で勝利をつかんだ。27歳のベルテンスは、「この場所に立つことができて最高の気分。充実した一週間になったし、来年も帰ってきてタイトルを守りたい」と話した。

「しっかりとプレーできているし、必要なのは自分のショットを打ち続けることだけだとコーチには言われていた。それがうまくいった!」

 試合は、世界ランキング30位のヴェキッチが相手のサービスゲームを簡単に2度ブレークして5-2とリードし、サービングフォーザセットを迎えたが、ベルテンスは屈することなく2度のブレークバックに成功する見事な立て直しを見せた。迎えたタイブレークでは、ベルテンスが精度の高いプレーを披露し、58分の戦いの末に第1セットを先取した。

 第2セットに入るとベルテンスのプレーはより正確さを増し、ブレークをさらに二つ奪った。最後は4度目のチャンピオンシップポイントで放ったバックハンドショットがコードボールとなってポイントとなり、優勝を決めた。(c)AFP