【1月29日 東方新報】中国商務部は24日、中国と「一帯一路(One Belt One Road)」関係国家との経済貿易の協力分野は2018年に拡大を続け、双方向における投資の可能性がさらに発掘されたと発表した。また中国は19年、市場をさらに開放し、中国国際輸入博覧会(China International Import Expo)などの場を通して、「一帯一路」建設の新たな進展に向けた後押しをしていく。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 商務部の高峰(Gao Feng)報道官は24日、北京で行われた定例記者会見で、「18年の中国と一帯一路関係国家との貨物貿易の輸出入総額は前年同期比16.3%増の1兆3000億ドル(約142兆円)に達しており、中国の対外貿易の増加幅を前年同期比3.7ポイント上回った。また、双方向投資においては、中国企業による関係国家への非金融類直接投資は150億ドル(約1兆6399億円)超、前年同期比8.9%増となった。また、関係国家の中国への直接投資は、前年同期比11.9%増の60億8000万ドル(約6647億円)となった」と話した。

 高報道官はまた、「中国は今後、中国国際輸入博覧会の『一帯一路』 建設における役割を十分に発揮させ、より多くの関係国家の出展を受け入れていきたい」との考えを示した。(c)東方新報/AFPBB News