【1月31日 Xinhua News】中国河南省洛陽市伊浜区でこのほど、農業用トラクター「スーパートラクター1号」の実地試験が行われ、実際に田起こしを行った。無人トラクターの研究開発は大きな進展を遂げたことを示している。

 「スーパートラクター1号」は、先進的な設計理念で開発された中国初の運転席のない中馬力帯の電気トラクターで、2018年10月23日に洛陽市で完成した。自動運転システムやパワーバッテリーシステム、スマートオペレーティングシステム、ミッドシップモーター・駆動システム、スマートネットワークシステムなど五つの中核システムを搭載している。

 今回の実地試験では、同機の機体制御やリフト制御、定速走行などの機能の検証が行われた。現場作業員の調整作業により、リフトのモーターロックや複雑な制御操作、作業中の車体スリップなどの問題が改善され、今後のバージョンアップに向けた基礎を着実に築いた。(c)Xinhua News/AFPBB News