【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は25日、女子ダブルス決勝が行われ、ノーシードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)/張帥(Shuai Zhang、中国)組が6-3、6-4で大会第2シードのティメア・バボス(Timea Babos、ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)組を退け、大会初優勝を果たした。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で昨年の優勝ペアを撃破し、自身初となる四大大会(グランドスラム)ダブルスのタイトルを獲得した張が、「きょう、夢がかないました」と話すと、ストーサーは「帥、あなたと一緒にコートにいることは、いつだって楽しい。私たちには最高の友情がある」と付け加えた。

 今大会のストーサー/張組は、昨年の全仏オープンテニス(French Open 2018)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)を制したチェコのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova)/カテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova)組を倒して頂点までたどり着いた。

 張とのペアではキャリア初のグランドスラム優勝となったストーサーだが、リサ・レイモンド(Lisa Raymond、米国)氏とのタッグでは、2005年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)と2006年の全仏オープンテニスを制しているほか、合計20個のタイトルを獲得した。(c)AFP