【1月26日 AFP】第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)は25日、準々決勝が行われ、開催国のアラブ首長国連邦(UAE)、そしてカタールがそれぞれ前回覇者のオーストラリアと孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)擁する韓国から金星を挙げ、4強入りを果たした。

 2022年のW杯(2022 World Cup)開催国のカタールは、78分にアブデラジズ・ハティム(Abdelaziz Hatim)が強烈なミドルシュートを突き刺し、59年ぶりの優勝を目指す韓国を1-0で退けて初の4強入りを果たした。

 先制を許すまでに数多くの得点機を逃していた韓国は、失点の2分後に黄義助(Ui-jo Hwang、ファン・ウィジョ)がゴールネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定でこれがオフサイドとなった。

 一方、UAEは68分、オーストラリアのDFミロシュ・デゲネク(Milos Degenek)の目測を誤ったバックパスをベテランのアリ・マブフート(Ali Mabkhout)がさらうと、GKマシュー・ライアン(Mathew Ryan)をかわして無人のゴールにボールを流し込んで得点し、1-0で勝利した。

 オーストラリアはUAEに22本のシュートを浴びせたものの、24歳のデゲネクのミスで8強止まりとなった。

 2月1日に行われる決勝進出を懸けて、UAEとカタールは準決勝で激突。もう1試合の準決勝では日本とイランが対戦する。(c)AFP