【1月25日 AFP】インドネシア・スラウェシ(Sulawesi)島で今週発生した豪雨による洪水や土砂崩れで、同国政府は25日、死者が少なくとも59人に達したと発表した。

 明らかになっていた死者数は24日午後の時点では30人だった。現在も25人が行方不明となっており、住民3400人が避難を余儀なくされている。

 スラウェシ島南部では22日から23日にかけての豪雨による川の増水で堤防が決壊し、11県の集落数十か所が浸水。南スラウェシ(South Sulawesi)州の州都マカッサル(Makassar)の一部も被害を受けた。

 当局によると、最も犠牲者が多いゴワ(Gowa)県では44人が死亡した。(c)AFP