■コンシューマービジネスについて

 ファーウェイは、ネットワーク技術力を携帯電話に応用した。携帯電話の画像システムが良いと言われるが、ネットワークの画像処理システムの数学的な研究から来ている。今後、ファーウェイのネットワークの接続はさらに良くなるだろう。

■5Gについて

 一部地域におけるファーウェイの排除は、大部分の地域の意見ではない。5G技術は誇大に説明され、ファーウェイの成果も誇大に言われている。現代社会の5G需要は、実際は切迫していない。今、必要なのはブロードバンドであって、5Gではない。5Gには多種多様の要素や課題が含まれ、それらが実需に変わるにはまだ相当長い年月が必要だ。

■人工知能(AI)について

 人工知能について、バブルかどうかは不明だが、もし人工知能を使わなければ、生産効率は上がらず、原価低減もできず、利益も上がらないので、未来への戦略投資もできないことになる。

■教育について

 農村における基礎教育が重要だ。農村の教師の待遇を改善し、優秀な子どもが師範学校に入りたがるようにすれば「優秀な人が優秀な人を育てる」ことができる。教育の振興は建物を建てるだけではだめで、教師を育てなければならない。

■困難について

 今の状況は、10年以上前から予想はしていたので、特にジタバタすることはない。会社経営に影響はないとは言えないが、深刻な影響はない。社内の会議をすると、社員のモチベーションは逆に上がっており、困った状況とは感じていない。(c)CNS/JCM/AFPBB News