【1月27日 Xinhua News】中国重慶市の国家電網重慶永川供電公司でこのほど、3年以上の開発・テスト期間を経て、同市初となる障害物除去用の火炎放射器搭載小型無人機(ドローン)の運用が始まった。このマルチローター型ドローンは、燃料タンクやオイルポンプ、自動点火装置を含む火炎放射タスクモジュールを搭載しており、高所送電線の安全に影響を及ぼす飛来物が除去できる。

 火炎放射器搭載ドローンの開発責任者 何涛(He Tao)氏

 このドローンは重慶永川供電公司が独自に研究開発した障害物除去ドローンで、機体やゴンドラ式火炎放射器などで構成されています。火炎放射器の燃料はガソリンで、高電圧パルス点火方式を採用しています。このドローンは高圧送電線にかかった多くの障害物や飛来物の除去作業に役立っています。(c)Xinhua News/AFPBB News