【1月24日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は23日、ジェノア(Genoa CFC)からポーランド代表のFWクシシュトフ・ピョンテク(Krzysztof Piatek)を獲得したと発表した。ミランはゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)を6か月のローンでイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に放出したばかりだった。

 ミランは23歳のピョンテクがメディカルチェック後、2023年6月30日までの4年半契約にサインしたと発表。24日のチーム練習前に入団会見が予定されている。

 移籍金は明かされていないが、伊メディアはミランがポーランドの有望株獲得に3500万ユーロ(約44億円)を支払ったと報じている。

 昨年の夏にポーランドのKSクラコヴィア(KS Cracovia)から移籍金400万ユーロ(約5億円)でジェノアに加入し、4年契約を結んでいたピョンテクは、これまで公式戦で19得点をマーク。今季リーグ戦では、ユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に1点及ばないながらも13得点を記録している。

 同日チェルシーとイグアインの保有権を持つユベントスは、31歳のストライカーが期限つきで英ロンドンに行くと発表。昨夏にローンでユベントスからミランに加入したイグアインは、地位を確立できずにイングランドに渡ることとなった。

 21日にミランはイグアイン抜きでジェノアに2-0で勝利して4位に浮上。ピョンテクは出場停止だったためこの試合を欠場している。(c)AFP