【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は23日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-4、4-6、7-5で第16シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破り、準決勝へ駒を進めた。

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 4回戦で世界1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を破ったセレーナに対し、4度のマッチポイントをしのいで劇的な勝利を収めたビッグサーバーのプリスコバは次戦、決勝進出を懸けて第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)と激突する。

 セレーナは1セットダウンから挽回し、最終セットも5-1としてサービングフォーザマッチを迎えたが、そこからサーブやショットが乱れてチャンスを手放してしまった。悔しい敗北を喫した37歳は、第1子の出産から昨年に復帰して以降、歴代最多タイとなる通算24回目の四大大会(グランドスラム)タイトルには手が届いておらず、偉業達成はまたしてもお預けとなった。

 セレーナから大坂と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)の再戦を果たすチャンスを奪ったプリスコバは「彼女は非常に良いプレーをしていた。特に第2セットの終盤は攻撃的なショットを打ち込み、積極的に仕掛けてきた」「反対に自分は受け身すぎた。敗北が目前だったが、いま勝者としてここにいる。本当にうれしい」と語った。(c)AFP/Martin PARRY