【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は22日、女子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)が2-6、7-5、6-1でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に逆転勝利を収め、準決勝進出を果たした。

 世界44位のパフリュチェンコワとの一進一退の攻防を制したコリンズは、第8シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と第15シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)の勝者と対戦する。

 米国の大学でキャリアの大半を送ってきたため、まだ知名度は高くない25歳のコリンズは、4回戦で第2シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に6-0、6-2で圧勝していた。

 この日は、その時の再現とまではいかなかったが、経験で上回るパフリュチェンコワにプレッシャーをかけ、力強く試合を締めくくった。今大会まで四大大会(グランドスラム)には5度出場して一度も勝てていなかったコリンズは「ロッド・レーバー(・アリーナ<Rod Laver Arena>)でプレーするのは初めて」「練習すらしたことがなかったし、ものすごい経験になった。最高だった」と語った。(c)AFP