【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第28シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)は第11シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-7(4-7)、6-4、7-5、7-6(7-2)で勝利し、同大会では自身初となる8強入りを果たした。

 今回まで全豪オープンでは1勝も挙げられていなかった24歳のプイユは、準々決勝で第16シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦することが決まった。

 プイユは今オフ、長く関係を続けていたエマニュエル・プランク(Emmanuel Planque)氏とたもとを分かち、2006年に全豪オープンの女子シングルスを制したアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)氏を新たにコーチとして迎えた。

 モウレズモ氏が新コーチになったことで、多彩な戦い方ができるようになったと明かしたプイユは「いろいろと織り交ぜながら、特にベースラインでの安定感を高めることが目標の一つだ」と話している。

「攻める必要がない時と自分から攻撃的にいく時の見極め、さらには我慢や良い位置から良いショットを打つといったことを意識している。そういった練習を僕たちはたくさんしており、きょうはそれがうまくいった」 (c)AFP