【1月21日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは20日、第23節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)に0-3で勝利したが、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は満足していないと明かした。

 前日にリバプール(Liverpool FC)がクリスタルパレス(Crystal Palace)に4-3で勝利したことで、シティに対するプレッシャーは大きなものとなったが、昨シーズンの王者は降格候補筆頭のハダーズフィールドをほとんど寄せつけなかった。

 18分、ダニーロ(Danilo Luiz da Silva)が放ったシュートのコースが変わってネットに吸い込まれシティの先制点は、今季の公式戦での通算100ゴール目になった。

 54分にはリロイ・ザネ(Leroy Sane)のクロスにラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)がダイビングヘッドで合わせ、その2分後にはザネが冷静にゴールを決めスコアを3-0とした。

 シティはシーズン終盤までリバプールを追う意志を再び証明したため、グアルディオラ監督にとっては喜びに満ちた午後になるはずだった。

 しかし、指揮官は卓越したパフォーマンスや無慈悲なゴール量産に基づいたサッカーに関する名声を築いており、それを基準にすればシティがこの日みせたプレーは成功と呼べるものではなく、本来の調子をまったく出せなかった。

 グアルディオラ監督は「今季はこうした試合がいくつかある」「勝つことは重要だ。われわれはすべての公式戦で多くのゴールを決めている」と話した。

「(しかし)きょうチームがみせたパフォーマンスは3得点という結果に釣り合うものではなかった。今後改善するつもりだ」

「プレミアリーグの優勝は1月に決まらない。目の前のことに集中する必要がある。リバプールが勝っても負けても、われわれは勝たなければならない」 (c)AFP/Chris BRERETON