【1月22日 CNS】中国・湖北省(Hubei)宜昌市(Yichang)大中壩村(Dazhongbacun)の農家のお母さん達が手作りの香腸(Xiangchang、ソーセージ)で、新年を迎える準備をしている。

 香腸は、古くから伝えられる食肉を保存する技術だ。手作りの香腸は、通常は2人で共同作業する。肉詰めの後で天日干しをして、ソーセージの水分が抜けたら中国伝統薬の橘皮を加え、まきを燃やして燻蒸(くんじょう)する。

 中国の香腸には悠久の歴史があり、種類もとても多い。主に四川(Sichuan)風と広東(Guangdong)風に分けられる。主な違いは、広東が甘く四川は辛いというところだ。

 香腸は年越し前に作る食品だが、現在は1年中いつでも食べられるようになった。年越しの時に香腸を食べるのは、南方の多くの地域の習慣になり、今に至っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News