【1月17日 AFP】世界最大と言われる宗教祭「クンブメーラ(Kumbh Mela)」が15日、インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州アラハバード(Allahabad)で始まり、2000万人を超すヒンズー教徒が聖なる川で沐浴(もくよく)する姿が見られた。

 クンブメーラは7週間にわたる壮大な祭り。アラハバードには聖なる川とされるガンジス(Ganges)、ヤムナー(Yamuna)、神話上のサラスバティー(Saraswati)が合流する地点があり、ヒンズー教で最も聖なる場所とされている。トリベニ・サンガム(Triveni Sangam)と呼ばれるこの合流点で沐浴をすると罪が清められ、魂の救済が実現すると考えられている。

 ウッタルプラデシュ州のヨギ・アディティヤナート(Yogi Adityanath)州首相によると、初日だけで2250万人が沐浴をしたという。(c)AFP