【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は16日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第5シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)がティメア・バボス(Timea Babos、ハンガリー)に6-3、6-1で完勝し、3回戦進出を決めた。

 ダブルスでペアを組んだこともあるバボスを下したスティーブンズは次戦、第31シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)と顔を合わせる。自身2度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指す中で、準々決勝では世界ランキング2位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と対戦する可能性がある。

 2013年に4強入りを果たして以降、2015年と2016年、2018年は1回戦で敗退するなど全豪オープンでは良い結果を残せていなかったスティーブンズは、「彼女のサービスは信じられないくらい良いから、私は持ちこたえて我慢しなければならなかった。きょうはそれをうまくやれたと思う」と振り返った。

 また、第9シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)は、2年前の全豪オープンで8強入りしたアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に6-3、3-6、3-6で敗北。昨季は3勝を挙げてランキングを急上昇させながら、今回は期待に応えられずに敗退となった。

 勝利したパフリュチェンコワは「最後は私にやや運があったかもしれないが、彼女は世界ランキングでトップ10入りしており、非常に難しい相手。非常に特別な勝利となった」と話した。

 その他の試合では、第19シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)のほか、第20シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を破ったアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)らが3回戦に駒を進めた。(c)AFP/Martin PARRY