【1月13日 AFP】中国北部の陝西(Shaanxi)省の炭鉱で12日、落盤事故があり、21人が死亡した。

 国営新華社(Xinhua)通信が地元当局の情報として伝えたによると、落盤事故があったのは12日午後で、坑内では当時87人が作業していた。66人は救出された。事故原因については現在調査中だという。

 中国の炭鉱に関しては、採掘環境の改善や不法採掘の取り締まり対策がとられてはいるが、安全規制が不十分で、死者を出す事故が後を絶たない。

 国家煤鉱安全監察局(National Coal Mine Safety Administration)によると中国では2017年、炭鉱関連で375人が死亡。前年比では28.7%減だが、同監察局は昨年1月の炭鉱安全会議で、炭鉱での安全対策は依然としてひどい状況だと報告している。(c)AFP