【1月9日 AFP】サッカー元ブラジル代表のスター選手、ロナウジーニョ(Ronaldinho)氏が8日、同国リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)にある聖地マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)の記念ルームで足形を刻んだ。

 ロナウジーニョ氏は、マラカナンを訪れた多くの観光客に声をかけられながら、「僕のキャリアの中でも最大級のトロフィーだ」と報道陣に語った。

 足形は、ペレ(Pele)氏やジーコ(Zico)氏ら、ブラジルの往年の名手たちのものと一緒に展示される。2011年の時点で足形作成の打診を受けていたが、スケジュールの都合がつかず、保留になっていたという。

 ロナウジーニョ、本名ロナウド・デ・アシス・モレイラ(Ronaldo de Assis Moreira)氏は、2002年のW杯日韓大会で、ロナウド(Ronaldo)氏やリバウド(Rivaldo)氏らと共に優勝に貢献し、イングランド戦では記憶に残る長距離FKを決めた。クラブレベルではスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)などで活躍した後に帰国し、7年後の2018年、ついにスパイクを脱いだ。

 それから1年がたち、38歳となる現在は、ピッチが恋しい気持ちを残しながらも、「とても活動的な生活」を送っているという。(c)AFP