ブッダの生まれ変わりとされた宗教指導者、捜査対象に ネパール
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【1月8日 AFP】ネパール首都カトマンズの警察当局は7日、ブッダ(Buddha)の生まれ変わりと信じられている宗教指導者が、信者数人が行方不明になったことをめぐって取り調べを受けていると発表した。
「ブッダ少年」とも称されたラム・バハドゥール・ボムジャン(Ram Bahadur Bomjan)師(28)は2005年、同国のジャングルで数か月にわたって、食べ物も水も口にせず、睡眠すら取らず、微動だにしないまま瞑想(めいそう)できたと信者たちが主張し、一躍有名になった。
ボムジャン師は敬けんな信者らを抱えるものの、一部の信者たちからは身体的・性的な暴行を加えたと非難されていた。
その一方で、信者の一家4人がボムジャン師の僧院から失踪したとして、特別捜査官らが取り調べを開始したという。
ネパール中央調査局(CIB)の報道官はAFPに対し、「ボムジャン師に対する一連の告発について、警察が捜査を開始した」と述べた。
昨年9月には18歳の尼僧が、僧院の一つでボムジャン師にレイプされたと訴えていた。この他にも数十人が暴行を受けたと主張しているが、超人を自称するボムジャン師は、瞑想を妨害されたために殴ったとしている。(c)AFP