【1月13日 CNS】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)福海県(Fuhai)に住む遊牧民のメイマーベックさんは、早朝から自分の農場で飼育するラクダに飼料を与えている。

 メイマーベックさんのところで飼育するラクダは約90頭、うち30頭が冬季に生乳を生産するラクダだ。ミルクの生産量は1日約60キロ、加工業者に新鮮なミルクを提供することで1日約1500元(約2万3000円)の利益を得ている。

 福海県全体で飼育されるラクダの数は2018年末時点で1万9000頭に達し、関連の繁殖農家は2200世帯に上る。ラクダの飼育は現地遊牧民にとって貧困脱却への重要な手段の一つになっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News