【1月8日 東方新報】中国支払い清算協会(Payment & Clearing Association of China)は、モバイル決済の昨年の利用状況に関するアンケート結果を発表した。モバイル決済がよく使われる分野は生活消費と投資で、利用方法はコードのスキャンが最も多く、主な利用場面は小売り業、飲食業、交通機関などだという。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 アンケートによると、モバイル決済の利用者のうち、毎日利用する人が80.1%で、前の年より1.4ポイント増えた。一方で日ごろあまり利用しない人は、わずか1%だった。モバイル決済の利用場面や商業環境が整備され、利用者が一段と増えていることが分かる。

 また、モバイル決済と現金払いが共存するかとの問いに対して、共存すると答えた人が49.8%、すべてモバイル化すると答えた人が23.9%、次第にモバイル化が進むと答えた人が22%で、すべてモバイル化することはありえないと答えた人はわずか4.3%だった。(c)東方新報/AFPBB News