【1月4日 AFP】タイ南部の人気リゾート地、パンガン島(Koh Phangan)とタオ島(Koh Tao)に台風1号(アジア名:パブーク、Pabuk)が接近し、数万人の観光客が避難している。台風は4日に同国南部を直撃する見通しで、現地では大雨、強風と7メートルの高波の発生が予想されている。

 年末年始のピーク時には観光客でにぎわう両島だが、遊泳が禁止され、船の運航停止が予定される中、旅行者らが一斉にフェリーで本土に逃れ、2日から閑散としている。
 
 モンスーン季以外で台風がこの地域を襲うのは約30年ぶり。台風1号は4日午後に両島と近隣のサムイ島(Koh Samui)を直撃した後、本土に向かうとみられている。

 予報によると、現在の風速は約28.9メートルで、今後大きく勢力を増す可能性は低い。

 だが、タイ気象局(Thai Meteorological Department)は記者団に対し、台風の目付近では波の高さが5~7メートルに達するとの見方を示した。

 サムイ島に就航する事実上唯一の航空会社、バンコクエアウェイズ(Bangkok Airways)は、4日の同島発着便全便の欠航を決めた。

 映像は、同国南部ナコンシータマラート(Nakhon Si Thammarat)県で3日撮影。(c)AFP/Dene-Hern Chen