【1月3日 AFP】女子テニス、深センオープン(2019 Shenzhen Open)は2日、シングルス2回戦が行われ、大会第5シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は地元中国の若手王欣瑜(Xinyu Wang、ワン・シンユ)に苦しめられたものの、相手選手の棄権により準々決勝進出を果たした。

 17歳の王は、第1セットをタイブレークの末に7-6(7-4)で制し、さらに第2セットの第1ゲームもブレークを奪ってシャラポワを驚かせた。しかし、王は2-5とリードを奪われると、太ももに痛みを抱えている様子を見せて棄権を申し出た。

 試合後「あなたのプレーは信じられないものだった」と王に声をかけたシャラポワは、同選手には素晴らしいキャリアが待っていると付け加えた。

 王は昨年、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)のジュニアタイトルを獲得し、今大会は主催者推薦で出場していた。

 シャラポワは次戦、第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と対戦する。(c)AFP