【1月2日 AFP】英スコットランド・エディンバラ(Edinburgh)からドイツのベルリン、ポルトガルのリスボンまで、多くの人々が新年の幕開けを寒中水泳で迎えた。

 どのぐらいの寒いのか──。フランス北部ダンケルク(Dunkirk)のマロレバン(Malo-Les-Bains)ビーチでは、約1000人が新年恒例の寒中水泳イベントに参加。参加者の一人、クローディーさんは、「9度か10度くらい、でも平気。気持ちがいい」と話した。

 オランダのスヘベニンゲン(Scheveningen)では、約1万人の人々が、水温7度の凍えるほど冷たい北海(North Sea)で泳いだ。さらに北方、ドイツ沖のノルダーナイ(Norderney)島では、老若男女500人が、水温わずか5度の北海に飛び込んだ。

 水温やや高めのポルトガルでは、リスボン付近のカルカベロス(Carcavelos)ビーチの波間をサンタクロースやサッカー選手に扮(ふん)した人たちが飛んだり跳ねたり。一方、ナチュリストビーチとして知られるフランス南部のキャップダグド(Le Cap d'Agde)では、裸で海に入る人の姿も見られた。(c)AFP