【1月2日 AFP】2018-19スキージャンプW杯は1日、ドイツのガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)第2戦を兼ねた個人第9戦が行われ、小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が独オーベルストドルフ(Oberstdorf)での開幕戦に続いて優勝を飾った。

 ジャンプ週間で日本人選手が開幕2連勝を飾るのは、1997-98シーズンに総合制覇を遂げた船木和喜(Kazuyoshi Funaki)以来、21年ぶりとなった。

 先月30日のジャンプ週間開幕戦を制した小林は2本合計で266.6点を記録し、2位のマルクス・アイゼンビヒラー(Markus Eisenbichler、ドイツ)に1.9点差をつけた。3位には、256.2点でポーランドのダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki)が入った。

 小林はドイツで達成したことを、4日の第3戦、6日の第4戦が行われるオーストリアでも再現したいと考えている。

 小林は国際スキー連盟(FIS)がユーチューブ(YouTube)にあげたインタビュー映像の中で「少し緊張したけれど、ベストを尽くして勝った。(第3戦が行われる)インスブルック(Innsbruck)でも同じパフォーマンスをしたい。ベストを尽くす」とコメントしている。(c)AFP