【12月28日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)は27日、シリアの首都ダマスカスにある大使館を再開した。大使館再開の式典には外交官やジャーナリストらが出席し、約7年ぶりにUAEの国旗が掲げられた。

 UAEは2012年2月、政権交代を求める全国的な抗議に対する弾圧が破滅的な内戦に発展していたシリアと断交した。ここ数日、UAE大使館建物のリフォーム作業が行われていたことから大使館が再開するとのうわさが広がっていた。

 今月に入ってスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領がダマスカスを訪問しており、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の外交的孤立の打開を目指す動きが中東で生まれているとの見方も出ていた。(c)AFP/Maher al-Mounes with Rouba El Husseini in Beirut