【12月27日 AFP】米金融情報サービス大手ブルームバーグ(Bloomberg)は26日、米通商代表部(USTR)のジェフリー・ゲリッシュ(Jeffrey Gerrish)次席代表率いる代表団が来年1月7日の週に中国・北京を訪問し、中国当局者と貿易協議を行うと報じた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が今月1日の首脳会談で米中貿易戦争の「一時停戦」で合意して以降、両国当局者による直接協議は初となる。

 米中首脳は同会談で、米国の対中関税引き上げを90日間見送るなど貿易戦争の悪化回避で一致。それ以降、トランプ氏は対中圧力を控えており、米中関係改善のかすかな兆しもみられるようになっていた。

 中国商務省は23日、米当局者との電話会談において貿易収支と知的財産権の問題に「新たな前進がみられた」とする声明を発表していた。(c)AFP/Jeffrey Gerrish