【12月20日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のアドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が退団を決めた。同選手の代理人が19日、仏ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対して明かした。

 ラビオの母親で代理人を務めるヴェロニク・ラビオ(Veronique Rabiot)氏は、息子とPSGの関係悪化が決定的となったことを付け加えた。チーム側は先日、ラビオが契約更新に前向きでないことから、シーズン終了後の移籍を容認する意向を示していた。

 リーグ戦合計150試合以上の出場を誇る23歳のラビオは、移籍のうわさが絶えない上に、W杯ロシア大会(2018 World Cup)では母国フランス代表の予備登録メンバーとしての役割を拒否したこともあった。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に移籍するとの報道もあるが、ヴェロニク氏は他のチームと契約合意に至ってはいないとして、「来年1月1日までどのクラブとの交渉も許されていない。1月1日までは、どのクラブとも話し合う予定はない」と述べた。(c)AFP