【12月18日 AFP】米グーグル(Google)は17日、ニューヨークに10億ドル(約1130億円)を投じて新拠点を設けるという大規模な拡張計画を発表した。これにより同市の従業員数を倍増させ、1万4000人まで収容できるようになるという。

 米IT大手は最近相次いで拡張計画を発表。グーグルに先立ち、アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は50億ドル(約5640億円)をかけニューヨークと首都ワシントン郊外に第2本社の建設を発表。またアップル(Apple)も、10億ドルを投じテキサス州などでの拡充方針を示している。

 グーグル親会社のアルファベット(Alphabet)のルース・ポラット(Ruth Porat)最高財務責任者(CFO)によると、新拠点の名称は「グーグル・ハドソン・スクエア(Google Hudson Square)」になる見通し。

 ロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)の複数の大型ビルと賃貸契約を結び、これらを中心に総面積16万平方メートル以上の国際事業の主要拠点が誕生する。2020年の利用開始を目指すとしている。

 グーグル・アップル両社は水面下で拡張計画を進めたのに対し、アマゾンは北米各地の自治体から誘致を募り、この誘致合戦をベストセラー小説「ハンガー・ゲーム(Hunger Games)」になぞらえて批判する声も出ていた。

 3社はいずれもIT技術者の確保に苦労してきた経緯があり、これが3社の拡張の主要因になったとみられる。(c)AFP/Rob Lever