「リバプールははるかに優れている」、マンUレジェンドがモウ監督を酷評
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【12月17日 AFP】リバプール(Liverpool FC)が3-1でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を下し、両チームの力量差を改めて見せつけた試合後、ユナイテッドのOBたちからチームへの厳しい声が上がり、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は苦しい立場に追い込まれている。
敵地アンフィールド(Anfield)に乗り込んだユナイテッドは、一度はジェシー・リンガード(Jesse Lingard)のゴールで運良く追いついたが、終盤にシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)に2ゴールを許して1-3の敗戦。またしてもちぐはぐな内容に終わり、勝ち点19もの大差がついた首位リバプールとの力の開きを見せつけられた。
リーグ17節を終えたここまでの成績は、プレミア発足後ではクラブ史上最低で、4位チェルシー(Chelsea)とは勝ち点11差。さらにはポール・ポグバ(Paul Pogba)やアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)らスター選手との度重なる確執も伝えられている。そしてチームがクリスマス前後の過密日程に突入しようとする中、OBからは再びモウリーニョ監督の解任を求める声が噴出している。
アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)元監督の下、ユナイテッドでプレミア制覇を数多く経験しているギャリー・ネビル(Gary Neville)氏は、リバプールが古巣のはるか先を行っている以上、モウリーニョ監督の進退に関する疑問が出るのは避けられないと認めた。
「リバプールははるかに優れている。はるかにね。ユナイテッドにはボールを味方にパスできる選手が一人もいない。一人もね」「がくぜんとするよ。ユナイテッドはひどかった。多少は粘りを見せたが、本気で勝ちを目指していたのはリバプールだけだった。ユナイテッドは力不足だった」
クラブはモウリーニョ監督とたもとを分かつべきかという問いに対して、ネビル氏はエド・ウッドワード(Ed Woodward)副会長の手綱さばきに疑問を投げかけている。副会長は、オフシーズンの補強失敗をモウリーニョ監督から批判されていた。
「モウリーニョが去るかって? いずれそうなると思う。個人的にはシーズン途中の解任はしない方が良いと思うが、今のフロントは信じられないほど弱腰だ」「上の人間は誰も監督を制御できない。どう扱えばいいかも、何を言えばいいかも分からない。記者会見での監督の発言も予想できない。ただ、今すぐ彼を切るのには失うものが大きすぎる」
英スカイ・スポーツ(Sky Sports)で解説者を務めるロイ・キーン(Roy Keane)氏も、チームのふがいなさをこき下ろしている。現役時代は激しいタックルでならし、こういった因縁ある試合でこそ最高に燃えるタイプだったかつての主将は、黄金時代が見る影もないチームしかつくれないモウリーニョ監督を批判している。
「きょう月から地球に降り立った、サッカーのことなんて何も知らない人間だったら、ユナイテッドはプレミアの中堅チームだと思うだろう。そこ止まりだ。こいつらは80年代のユナイテッド。カップ戦優勝を狙えるかどうかというチームだ」
「きょうは最悪の事態を覚悟したし、もっとやられていてもおかしくなかった。終盤にかけてのリバプールはユナイテッドを手玉に取っていた。勝負になっていなかった」「はっきり確信している。きょう出場した選手の多くは、マンチェスター・ユナイテッドにふさわしいレベルに達していない」 (c)AFP