【12月16日 AFP】フランスとの国境に近いベルギー南西エルクリンヌ(Erquelinnes)で14日夜、仏反政府デモ「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動による道路封鎖で速度を落としたトラックに後続車が激突し、車を運転していた男性が死亡した。地元当局者が明らかにした。

 これにより、仏政府の燃料税引き上げを機として11月17日に始まったデモ関連の交通事故死者数は7人となった。その大半は、デモ隊がラウンドアバウト(環状交差点)や高速道路に通じる道路を封鎖したり、バリケードを築いたりした場所で起きた事故で死亡している。(c)AFP