【12月16日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は15日、ライアン・ジンキ(Ryan Zinke)内務長官が年末に辞任するとツイッター(Twitter)で発表した。政治家としての資質を問われる疑惑に悩まされているトランプ政権では、高官の解任や辞任が相次いでいる。

 内務長官として国有地の保全と鉱物資源開発の監督責任を負ってきたジンキ氏は、トランプ大統領が押し進める環境規制の大幅な緩和やエネルギー生産の拡大を後押ししてきた。

 モンタナ州選出の下院議員だったジンキ氏は、同州にある自身の不動産会社絡みの疑惑や在職中の行動などをめぐり、さまざまな倫理調査の対象となっている。

 ジンキ内務長官は、支出をめぐり非難の的となっている米閣僚の一人で、オフィスの両開きのドア3組を約13万9000ドル(約1580万円)で改装したことなどを批判されている。この費用について、ジンキ氏は後に7万5000ドル(約850万円)に値切ったと釈明している。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、妻を公用車に乗せたり、トルコへの休暇旅行に警護部隊を同行させたりするなど、ジンキ氏は15件前後の捜査の対象となっている。

 また、ジンキ氏は昨年マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と乗馬をするためにワシントンに戻る際、米公園警察(US Park Police)のヘリコプターを使ったほか、複数回にわたって公用機を使用したとしても批判を浴びている。(c)AFP/Brian KNOWLTON