【12月15日 AFP】テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet ClubAELTC)は14日、隣接するゴルフクラブが土地の売却を可決したと発表した。これにより同大会の会場拡大計画が大きく前進することになった。

 AELTCは、隣接するウィンブルドン・パーク・ゴルフ・クラブ(Wimbledon Park Golf Club)の土地の買収に向けて、伝えられるところによると6500万ポンド(約93億円)を提示したとされており、実現すれば会場は約3倍の広さになる。

 13日にAELTCはこの提案が賛成多数で認められたと発表しており、移行手続きの裁判所の承認は12月21日になる見通しだという。AELTCは「クラブとウィンブルドン選手権の未来にとって重要かつエキサイティングな一歩」だとしている。

 AELTCのフィリップ・ブルック(Philip Brook)理事長は、「ウィンブルドン・パーク・ゴルフ・クラブの会員による買収提案の可決は、AELTCとウィンブルドン選手権にとって極めて重要だ」と話す。

「何か月も前に乗り出した未来設計に関わる計画を成し遂げた」

 最初にAELTCが着手するのは、これまで会場から少し離れたローハンプトン(Roehampton)で行われてきた予選を、他の四大大会(グランドスラム)と同様にメイン会場に移行することとなっている。

 AELTCは「大会を世界基準に押し上げるため、徐々に予選の試合場所を統合する計画だ」としている。(c)AFP