【12月15日 AFP】英BBCは14日、今年のアフリカ年間最優秀サッカー選手賞に、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)とエジプト代表で輝かしい活躍をみせたモハメド・サラー(Mohamed Salah)を選出した。

 2年連続の受賞となったサラーは、「また受賞でき素晴らしい気持ちだ。幸せで、来年もこの賞を手にしたい!」と話している。

 投票でメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)やカリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)、サディオ・マネ(Sadio Mane)、トーマス・パルテイ(Thomas Partey)を破った26歳のサラーは、ジェイジェイ・オコチャ(Jay-Jay Okocha)氏以来2人目となる2年連続での受賞となった。

 同賞が現在の名称になってから他に2度受賞したのはヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)しかおらず、対象者の範囲が今よりも広かった以前は、ヌワンコ・カヌ(Nwankwo Kanu)氏が2度の受賞を経験している。

 サラーは昨季、ASローマ(AS Roma)からの加入1年目ながらリバプールで52試合に出場して44得点を挙げ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の決勝進出に貢献した。

 クラブでの好調は今季も続いており、11日に行われたチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のナポリ戦では決勝点をマーク。この得点によりリバプールは決勝トーナメント進出を決め、サラーの今季公式戦のゴール数は13となった。

 サラーは「2018年は良い瞬間がたくさんあった」と振り返った。

「リーグ戦で優勝するため、私はゴールを奪い、チームの勝ち点獲得を手助けしている。それはいつだって素晴らしい気分だ」

 サラーはエジプト代表としてW杯ロシア大会(2018 World Cup)でも2ゴールを挙げており、今年はイングランド・プロサッカー選手協会(PFA)と同国フットボール記者協会(FWA)が選ぶ年間最優秀選手賞にも輝いている。

 またサラーは昨年、アフリカサッカー連盟(CAF)が選ぶ年間最優秀選手賞も受賞しており、今年も10人いる候補者の1人に名を連ねている。同賞は来月に発表される。(c)AFP