プレゼンテーションで紹介された対話の全記録は以下の通り。

AI:こんにちは。今日の午前、文一西路588のあなた宛てにZT宅配便の荷物をお届けする予定ですが、ご都合はよろしいですか?

客:どちらさんですか?

AI:私は「菜鳥」の音声アシスタントです。配達員が荷物をお送りする前に確認のため電話をしております。

客:午前中は家にいないですよ。

AI:では、荷物を受け取れる場所を教えていただけますか? 配達員に伝えますので。

客:荷物の中身は何ですか?

AI:送り状には「印刷物」と書かれています。

客:うーん。では、マンションの管理人のところに願います。…いやいや。ちょっと待って、やっぱり、うちの玄関に置いていって。

AI:玄関の前ですか?

客:…(沈黙)

AI:もしもし、どうされましたか? 玄関の前に置くということでよろしいですか?

客:OK。

客:おっと。そうだ、ZTの宅配便はもう一つあったはずだけど、今日配達できる?

AI:少々お待ちください。あなた宛てにZT宅配便の荷物がもう一つありますが、配達は明日になる予定です。

客:ありがとう、じゃあよろしく。

AI:はい、ありがとうございました。

(c)CNS/JCM/AFPBB News