【12月13日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2018)は12日、中国・広州(Guangzhou)で開幕し、男子シングルスの1次リーグでは世界王者の桃田賢斗(Kento Momota)がわずか36分でサミール・ベルマ(Sameer Verma、インド)を一蹴する電光石火のスタートを切った。

 第24回世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)を制覇し、自身初の世界ランク1位まで上り詰めた24歳の桃田は、大躍進の年を優勝で締めくくるべく、同14位のベルマを21-18、21-6で圧倒してその実力とパワーの違いを見せつけた。

 一方、女子シングルスでは、世界1位の戴資穎(Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)がツァン・ベイウェン(Beiwen Zhang、米国)を21-15、21-17で下し、わずか30分で難なく初戦を突破した。また、山口茜(Akane Yamaguchi)はインドのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu)に敗れて初戦を落とした一方、奥原希望(Nozomi Okuhara)はカナダ選手からストレート勝ちを収めている。(c)AFP