【12月11日 CNS】不正にワクチンを製造したとして、中国の製薬会社の長春長生生物科技(Changchun Changsheng Biotechnology)が深セン証券取引所(Shenzhen Stock Exchange)で上場廃止されることがわかった。同社が11日に明らかにした。

 上場廃止を伝える通達「違法性による強制的な上場廃止の事前告知書」によると、今回の上場廃止要求は、2018年10月16日に同社が不正にワクチンを製造した問題に絡み、政府関連部門から生産許可を取り消されたことや、91億元(約1480億円)の罰金・資産差し押さえなどを受けてのことだという。

 深セン証券取引所によると、上述の行為は悪質で国家と社会に対し大きな損害を与えたことが、同取引所の上場廃止に関するルールに抵触したとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News