【12月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は12日、グループF第6節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はホームで1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に2-1で逆転勝ちし、同組の1位通過を決めた。

 シティは16分、アンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)にPKを決められ思わぬリードを許すも、前半終了間際にリロイ・ザネ(Leroy Sane)が素晴らしいFKを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 シティは多くのチャンスをつくったものの、相手GKオリバー・バウマン(Oliver Baumann)の好セーブもあり、なかなかゴールを陥れることができなかったが、60分過ぎにザネが勝ち越し弾を挙げて逆転勝利を収めた。

 同組のもう一方の試合では、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が敵地でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)と1-1で引き分け、決勝トーナメント進出を確定させた。

 引き分け以上で勝ち上がりが決まる状況だったリヨンは、今大会5試合連続となるドローでこの目標を達成した。

 リヨンのウッサム・アウアー(Houssem Aouar)は仏RMCスポール(RMC Sport)に対し、「難しいコンディションの中で厳しい試合だった。われわれは自らの首を絞めてしまったし、前半に試合を決められなかったのは残念だ」と話した。「重要なのは、決勝トーナメントに進出したということ」

 雪が降る中で行われた一戦は、リヨンのベルトラン・トラオレ(Bertrand Traore)がGKと1対1のチャンスを阻まれた直後、シャフタールがイスマイリー(Ismaily)のお膳立てから前半で唯一のシュートをジュニオール・モラエス(Junior Moraes)が決めて先制に成功した。

 しかし、その後も試合を支配し続けたリヨンは65分、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)の素晴らしいプレーからナビル・フェキル(Nabil Fekir)が左足でゴール上隅に突き刺し、同点に追いついた。(c)AFP/Jed Court