【12月11日 AFP】スペイン1部リーグで今季わずか3勝と不振にあえぐビジャレアル(Villarreal CF)は10日、ハビエル・カジェハ(Javier Calleja)監督を解任し、新指揮官にルイス・ガルシア・プラサ(Luis Garcia Plaza)氏を迎えると発表した。

「イエロー・サブマリン(黄色い潜水艦)」の愛称で知られるビジャレアルは、先週末に行われたセルタ(Celta de Vigo)とのホームゲームに2-3で敗れ、現在は降格圏より一つ上の17位につけている。

 その一方で、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)ではグループGの首位に立っており、13日に行われるスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)とのホームゲームで引き分け以上の結果を残せば、決勝トーナメント進出が決まる。

 ビジャレアルは公式サイトに「ビジャレアルはカジェハ監督の解任を決定した」「われわれは、昨シーズン前半に就任したカジェハ監督が見せてくれた懸命な働きやチームに対する貢献、プロフェッショナリズムに感謝し、同氏の指導者キャリアにおける健闘を祈る」と記した。

 カジェハ監督の後任として今季終了時までチームを率いるのは、46歳のガルシア・プラサ氏。同氏は2005-06シーズンにビジャレアルのBチームの監督を務めており、同クラブでは2度目の指揮となる。(c)AFP