【12月7日 AFP】元女子テニスのアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)氏は6日、男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)のフランス代表監督就任を取りやめ、リュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)のコーチを務めると発表した。

 フランス出身のモウレズモ氏は6月、先月行われたデビスカップ決勝でクロアチアに敗れ、代表指揮官としての3期目が終了していたヤニック・ノア(Yannick Noah)氏の後任として、2019年から男子フランス代表を率いる初の女性指揮官に就任することが決まっていた。

 元世界ランク1位で四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るモウレズモ氏は、2016年に女子テニスの国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2016)で母国を決勝に導いたほか、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)のコーチを務めた実績がある。

 24歳のプイユは3月に世界ランク10位まで到達したが、現在は同32位まで後退している。(c)AFP