ビートルズの名曲「イエローサブマリン」の歌詞に合点のいかない部分がある。それが「Sky of blue and sea of green(青い空と緑の海)」。欧米では海は緑が普通なのか? そんな疑問が今も解けない。だが、葛飾北斎の《神奈川沖浪裏》が欧米でも人気が高いことを考えると、やはり海は青いのが一般的のはず。オメガのシーマスターでも、名前が“海の支配者”なのだから、そのダイアルは基本の白や黒を除けば圧倒的にブルーが多い。この新作でもベゼル、ダイアル、ストラップにブルーを採用。しかもダイアルとベゼルはセラミック製で、ダイアルの波状模様はレーザーで刻まれている。つまりシーマスター ダイバー300Mのブルーは永遠不滅。それはまるで躍動する波を一枚の版画に封じ込めた北斎の技を思わせる。 (名畑)

シーマスター ダイバー300M
マスター クロノメーター

シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター
スイス連邦計量・認定局(METAS)の検定に合格したマスター クロノメーター キャリバー8800を搭載し、高い精度と耐磁性を兼備するハイパフォーマンスなダイバーズウォッチ。ヘリウムエスケープバルブ装備。
自動巻き。ステンレススティール×イエローゴールド・ベゼル、ケース直径42㎜、300m防水。税別69万円。
シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター
ウェーブ・パターンが施されたケースバック越しに見えるのが、「METAS」が認定するマスター クロノメーターを取得したキャリバー8800。メンテナンス・サイクルが長く、ユーザー・メリットが大きいオメガ独自のコーアクシャル機構に加え、主要パーツにシリコンなど非磁性素材を使用したこの最新鋭ムーブメントは、1万5000ガウスという突出した耐磁性能を誇る。

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葛飾北斎
《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》

葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
1830~33年(天保元年~4年) 横大判錦絵
※写真は復刻版 画像提供・公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団
葛飾北斎(1760~1849)のこの浮世絵の名作は、版画ゆえに世界中に当時の版がいくつも残っているけれど、今回は色の再現性が高い復刻版で紹介。逆巻く波、海上に揺れる小舟……あまりにも有名な画面は、シーマスターの文字盤の波と合致するだけでなく、この時計のスポーティなイメージを共有しているように思われる。絵の藍色と、時計のダークブルーもマッチした。