アメリカン・アールデコの象徴がニューヨークの摩天楼。だが1925年にパリで開催されアールデコ様式を世に広めたといわれる「現代産業装飾芸術国際博覧会」より先に、ニューヨークの摩天楼は建設されていた。ジョージア・オキーフが1927年に描いたアメリカン・ラジエーター・ビルの完成は1924年。NYの摩天楼でも先駆的作品だが、この時すでに設計者レイモンド・フッドは摩天楼の代名詞「ジグラット・パターン」を取り入れていた。これは古代の神殿にヒントを得た階段状の装飾。ラジエーター・ビルは上層階にこれを採用し、さらに金色の装飾を施して、よりドラマティックにニューヨークの新たなランドマークを彩ったのだ。そんなモダンな大都会の景色に似合うのがブライトリングの新作プレミエのクロノグラフ。モノトーンを基調としたダイアルに洗練された大人の夜が香る。 (名畑)

プレミエ B01 クロノグラフ 42

プレミエ B01 クロノグラフ 42
自社で開発から製造までを行った自動巻きクロノグラフ「キャリバー01」を搭載したコレクションの旗艦モデル。ホワイト・ベースにブラックのインダイアルを配した通称“パンダ・ダイアル”が自社製ムーブメント搭載モデルの象徴となっている。
ステンレススティール、ケース直径42㎜、100m防水。税別92万円。
プレミエ B01 クロノグラフ 42
この旗艦モデルは30分積算系とスモールセコンドの2カウンター仕様だが、完全自社開発・製造のムーブメント「キャリバー01」を搭載する。このムーブメントはCOSC公認クロノメーターの高精度と70時間ものロング・パワーリザーブも特徴。たとえば金曜日の夜に腕からはずす際、最大限に巻き上がっていれば月曜日の朝まで正確に時を刻み続けてくれる。

プレミエ クロノグラフ 42

プレミエ クロノグラフ 42
従来からクロノマットなどに採用され続ける定番ムーブメント、ブライトリング13を搭載するタテ3ツ目のクロノグラフ。レトロなBのエンブレムとブレスレットからケースに滑らかにつながる流線型のラインが特徴となっている。
自動巻き。ステンレススティール、ケース直径42㎜、100m防水。税別69万円。
プレミエ クロノグラフ 42
ブライトリングが1940年代に製造した、都会派のユーザーに向けたコレクションが「プレミエ」。このヴィンテージ・コレクションからインスパイアされた新作の「プレミエ」は、日常のエレガンスに目を向けたモダンなコレクションである。クラシックな雰囲気を演出するドーム状のサファイアガラスと、ケースの両サイドに刻まれたラインがスパイスとなっている。

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ジョージア・オキーフ
《ラジエーター・ビルの夜景、NY》

ジョージア・オキーフ《ラジエーター・ビルの夜景、NY》
1927年 油彩、カンヴァス 121.0×76.2cm フィスク大学蔵
Collection: The Alfred Stieglitz Collection, The Carl Van Vechten Gallery of Fine Arts, Fisk University
© 2018 The Georgia O’Keeffe Foundation /ARS, New York / JASPAR, Tokyo G1591
ブライトリングの2本は共にジャズのイメージで、都市に例えるのならニューヨーク。サックスやドラムの音色が響く都会的な光景が思い浮かぶ。そこで、ジョージア・オキーフ(1887~1986)の《ラジエーター・ビルの夜景、NY》だ。摩天楼の夜を独自のタッチで平面的に淡々と描いているが、それでいて喧噪や混沌、虚無的な空気など、不思議な都会の実感が醸し出されている。ネオンサインには、夫(当時は恋人)で写真家のアルフレッド・スティーグリッツの名前が書き込んである。