夜の帳が下り、凛と澄み切った冬の星空はさまざまなイマジネーションを与えてくれる。ゴッホがそこに思い描いたのは《星月夜》。流れるような星の光や月の輝きは、まるでスローシャッターで撮影した夜空のようだ。そして途切れることのない光跡は、古の時代、人類が天空の動きから時間の概念を得たように、刻み続ける時の本質を感じさせるのである。そんな永遠性とロマンチシズムが共鳴する時計がL.U.C ルナ ワンだ。月の動きとともに、永久の時を腕元に再現する。そしてもう一本は、筆致が文字盤の仕上げとも通じ合うL.U.C XPS ツイスト QF フェアマインド。その紋様は採掘された金塊から着想を得て、フェアマインドゴールドの精神を象徴する。公正な取引による持続可能なラグジュアリーを目指す、恒久的な取り組みである。 (柴田)

L.U.C ルナ ワン

L.U.C ルナ ワン
自社製ムーブメントL.U.Cのコンプリケーションとして、永久カレンダー、ムーンフェイズ、ビッグデイトを装備する。スモールセコンド上のムーンフェイズは回転しながら月の満ち欠けを表示する軌道式。カレンダー調整用の昼夜表示も備える。
自動巻き。ローズゴールド、ケース直径43mm、50m防水。税別693万円。
L.U.C ルナ ワン
創業者であるルイ-ユリス・ショパールに敬意を表し、そのイニシャルである「L.U.C」の名を冠したコレクションは同社の最高峰コレクションであると同時に、同名の自社製ムーブメントを搭載していることを表している。このモデルは、パーペチュアルカレンダーと122年に1日の誤差という高精度のムーンフェイズを搭載したコンプリケーション。

L.U.C XPS ツイスト QF
フェアマインド

L.U.C XPS ツイスト QF フェアマインド
マニュファクチュールの証であるL.U.Cを搭載し、トップレベルの品質認定のカリテ フルリエを取得する。さらに採掘の過程と採掘者への正当な報酬を保証するフェアマインド認証ゴールドをケース素材に採用し、企業理念と倫理を実践する。
自動巻き。フェアマインド認証ローズゴールド、ケース直径40mm、30m防水。世界限定250本。税別228万円。
L.U.C XPS ツイスト QF フェアマインド
ガルバニック加工が施された美しい文字盤は、採掘された天然の金塊をイメージしたもの。モデル名の「フェアマインドゴールド」とは、採掘の過程が明らかで、採掘者への正当な支払いが保証された金にのみ冠することができるもので、ショパールは2018年7月以降、全製品をエシカルなゴールドのみで生産することを宣言している数少ないメゾン。

時計のお問い合わせ=ショパール ジャパン プレス

Tel.03-5524-8922
www.chopard.jp

フィンセント・ファン・ゴッホ
《星月夜》

フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》
1889年 油彩、カンヴァス 73.7×92.1cm ニューヨーク近代美術館蔵
ショパールの2本に取り入れられているムーンフェイズとツイスト模様の文字盤のギョーシェ(彫刻)から、まず思い浮かんだのが、ゴッホ(1853~90)のこの不朽の名作。亡くなる前年、サン=レミの療養院の窓から夜空を眺めて描いたものだ。画面右上に光る三日月、そして中央には荒い筆致で描かれた渦巻く空……時を刻む2本の時計が、あたかも画面上の月を動かし、大気を震わせているかの如くである。