【12月4日 AFP】南スーダンでレイプなどの性的暴行被害を受け、支援を求めて名乗り出た女性や少女が過去12日間で150人を超えた。国連(UN)機関のトップらが3日、明らかにした。

 今回、マーク・ローコック(Mark Lowcock)国連事務次長(人道問題担当)と国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のヘンリッタ・フォア(Henrietta Fore)事務局長、国連人口基金(UNFPA)のナタリア・カネム(Natalia Kanem)事務局長が共同声明を発表。これによると、同国北部ベンティウ(Bentiu)近郊では、ユニホーム姿の武装した男たちが襲撃を実行しているという。

 共同声明で3機関は「これらの忌まわしい襲撃」を非難し、加害者が裁きを必ず受けるよう南スーダン当局に求めた。

 国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は先週、女性や少女125人が国際援助団体が設置した緊急の食料配給所へ向かう途中でレイプ被害に遭っていたと発表している。

 先の共同声明によると、2018年前半に報告された被害件数は約2300件で、被害者の大半が女性と少女だった。またその20%超が子どもだという。

 ただ、報告されない被害が多いため、実際の件数ははるかに多いと指摘している。

 2013年から内戦が続く南スーダンでは、性暴力被害が悲惨な水準に達している。(c)AFP