トッテナム指揮官が孫興民を称賛、チェルシー戦で圧巻のゴール
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【11月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、チェルシー(Chelsea)戦で見事なパフォーマンスを披露した孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)を称賛した。
本拠地ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でトッテナムは、デレ・アリ(Dele Alli)とハリー・ケイン(Harry Kane)のゴールで2点を先行すると、最後は孫がクラブ通算50点目を決めて3-1で勝利し、チェルシーに今季初黒星をつけた。
今季不調にあえいでいた孫は、そのスピードと圧巻のパフォーマンスでチェルシーのディフェンスを切り裂き、ポチェッティーノ監督は韓国代表の復活を歓迎した。
同国代表としてW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場した孫は、第18回アジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)で優勝して兵役を免除するために8月にチームを離れた。この目的を遂げた孫だったが、過酷なスケジュールの影響でコンディションを大きく崩していた。
トッテナムは孫をアジア競技大会に出場させる代わりに先日の代表戦に招集させない約束を取り付けていたが、ポチェッティーノ監督はこれが好影響を与えたと考えている。
「孫のパフォーマンスはファンタスティックだった。夏の状況は彼にとってとても難しいものだったのでそれもそのはずだ」
「この前の代表戦によるリーグの中断期間、彼はここにいてハードなトレーニングを行なった。それが、彼がフレッシュになって体のコンディションが大きく改善した理由の一つだ。これは残りのシーズンにおいて彼にとって大きいと思う」
後半にチェルシーのGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)からゴールを決めるまで4点を決めるチャンスがあった孫についてポチェッティーノ監督は、「ファンタスティックだった。試合を見たすべての人がほれぼれするようなプレーだった」とたたえた。(c)AFP