【11月25日 AFP】男子ゴルフ、ISPSハンダ・ワールドカップ2018(ISPS HANDA World Cup 2018)は25日、オーストラリア・メルボルン(Melbourne)のメトロポリタンGC(The Metropolitan Golf Club)で最終日が行われ、トーマス・ピーターズ(Thomas Pieters)とトーマス・デトリー(Thomas Detry)のベルギーが、メキシコとオーストラリアを抑え、3打差の通算23アンダーで大会初優勝を果たした。

 2位に5打差をつけ、フォアサムで行われる最終日を迎えたベルギーの2人だったが、後半に3連続バーディーを奪ったオーストラリアのマーク・リーシュマン(Mark Leishman)とキャメロン・スミス(Cameron Smith)に一時2打差にまで詰め寄られ、同様にアブラハム・アンセル(Abraham Ancer)とロベルト・ディアス(Roberto Diaz)のメキシコにも迫られた。

 これで一気に終盤の展開が盛り上がる中、ベルギーの2人は16番でバーディーを奪って再び3打差に広げたが、次のホールは緊張からかボギーをたたき、勝負は最終ホールまでもつれることになった。

 それでもベルギーは完璧なアプローチショットで重圧を取り除くと、最終日をスコア「68」で締めくくった。オーストラリアとメキシコは2位タイだった。

 前回大会を制したトービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen)とソレン・ケルドセン(Soren Kjeldsen)のデンマーク、アダム・ハドウィン(Adam Hadwin)とニック・テイラー(Nick Taylor)のカナダが6打差の4位タイに入った。

 小平智(Satoshi Kodaira)と谷原秀人(Hideto Tanihara)の日本は通算1アンダーの23位で大会を終えた。(c)AFP