【11月25日 CNS】2年前、袁ジン(Yuan Jing)さんと夫の顧玉鵬(Gu Yupeng)さんは、中国・雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)で勤めていた仕事を辞めた。

 午前9時から午後5時の生活に終止符を打ち、昆明市から30キロほど離れた小哨村(Xiaoshao)にやってきた。民家を1軒借り、犬2匹と暮らす。都市に住む1980年代に生まれた「80後」と呼ばれる人々とは、まったく異なる生活を始めたのだ。

 夫は木材加工が得意だったので、木匠(訳:木工職人)となった。作った商品をインターネット上で販売し、生活の足しにしている。毎日の睡眠は、自然に目が覚めるまで。昼間は夫婦で一緒に木匠をやり、夕方には顧さん自作の電動バイクに乗って山頂に行き、稜線に沈む夕日を見るのが日課となった。(c)CNS/JCM/AFPBB News