【11月21日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)は20日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ3では、ホームのポルトガルがポーランドと1-1で引き分け、成功を収めたグループステージでの戦いを締めくくった。

 初開催の今大会でポルトガルは、イングランドやオランダ、スイスとともに来年6月に行われる決勝トーナメントへの進出をすでに決めていたが、ポーランドはリーグB降格を避けられなかった。ポルトガルは主将であるクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を欠きながらも無敗を維持し、組2位のイタリアに勝ち点3差をつけた。

 DFペペ(Pepe)は公共放送ポルトガル・ラジオ・テレビ(RTP)に対し、「先発メンバーにロナウドがいるのはいつでも良いけれど、このチームには彼以外にも能力を持った選手がいると証明した」と話した。

「そうした選手の意気込みはとてもポジティブなものだった。これからわれわれは謙虚に、準決勝に進む他のチームに敬意を払って、自分たちのクオリティーを示さなければならない」

 ポルトガルではレナト・サンチェス(Renato Sanches)が試合開始から輝き、序盤はゴールを阻まれたものの、34分にはCKからアンドレ・シウバ(Andre Silva)のヘディングでの得点をお膳立てした。

 欧州王者のポルトガルはゲームの主導権を握るかに思われたが、厳しい判定でダニーロ・ペレイラ(Danilo Pereira)が退場してポーランドにPKが与えられると、試合の展開は変わった。

 ダニーロ・ペレイラのタックルはきれいにボールをとらえたように見えたが、アルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)が倒れるとペレイラにはレッドカードが提示された。

 イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)に所属するミリクは自らPKを蹴ってGKベト(Antonio Alberto Bastos Pimparel 'Beto')からゴールを奪い、残り20分ほどのところでポーランドが同点に追いついた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)でグループステージ敗退に終わった後、ポーランドはネーションズリーグで1勝も挙げられないなどもがき苦しんでおり、終盤にはピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)のシュートはGKベトに防がれ、ダミオン・カジョル(Damian Kadzior)も枠をとらえることができなかった。

 10人で耐えきったポルトガルのフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督は、「退場とPKの判定を同時に下すのは厳しいと思った。私の観点からいえば、そんなものは存在しない」と嘆いた。

「主審はPKの判定を下すことはできても、レッドカードを与えるべきではなかった。そうした逆境があったにもかかわらず、私は選手たちを誇りに思う」

 一方、リーグBのグループ2ではホームのスウェーデンがロシアを2-0で下し、同組の首位に立ちリーグAへの昇格を決めている。(c)AFP