【11月16日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は15日、若手選手のリクルートに関して人種に基づく選別があったとして行われた内部調査で、人種差別は立証できなかったと発表した。

 フランスのニュースサイト「メディアパルト(Mediapart)」は前週、PSGのスカウトは長年にわたり人種に基づくプロファイリングを行なっていたと報じ、これを受けて同クラブは内部調査を実施した。

 PSGはロクサナ・マラシネアヌ(Roxana Maracineanu)スポーツ相との会談後に調査結果を報告している。

 サッカーに関する内部告発サイト「フットボール・リークス(Football Leaks)」が公表した書類を引用したメディアパルトは、PSGのスカウト部が2013年から今年春までの間、若手選手に関する評価リストで民族性に関する情報を含めた各項目を埋めていたとされている。人種の項目はフランス人、北米人、中米人、アフリカ人などと記載され、こうした選別はフランスでは違法となっている。

 15日にPSGは、調査の結果「2013年から2017年の間に民族性を選別する文書が採用されていた」と明かした。「これらの文書は県のスカウト部長個人の主導によるものだった。文書は存在していたが、若手選手のスカウト、評価、リクルートの次元で差別はなかった」(c)AFP